構音障害の治療

構音障害は筋肉や神経の病気によって話すために働く筋肉が動きにくくなり、ろれつが回らないような状態になる障害です。

原因となる疾患によって異なる症状が現れます。主な症状は、発音したつもりの音がはっきり出ていなかったり、違った音が出ていたり、話す速さが早くなったり遅くなったりします。

運動性構音障害の治療は言語聴覚士によるリハビリテーションを行ないます。

まず訓練を行なう前に、不自然な姿勢や筋肉の緊張を和らげてから頭と頸を安定しながらリラックスした状態で始めます。

次に呼吸訓練をするため、正しい呼吸運動をするための姿勢を指導します。

そして空気を急速に吸ったり、息を止めたり息を吐いている時間を延ばす練習をします。

患者さんが息を吐き切った後、言語聴覚士が胸郭を圧迫することで息を吐く時間をさらに延ばさせます。

ストローでコップに入った水を吹く練習などがあります。

話をするときに空気が鼻に漏れる状態の鼻咽腔閉鎖不全によって、開鼻音(発声が鼻に漏れる発声)となる場合、舌圧子を使って軟口蓋を上にあげて母音の発声をさせます。また、氷刺激を与えることによって、軟口蓋の動きの感覚を戻します。

実用的な発話が成し遂げることができないときや、発話以外の方法とも併用した方が効率がよくなるときは、字を書くことができるのならメモ帳やホワイトボードを使ったりします。

重度の障害の場合は、簡単なジェスチャーや五十音表で指さしをします。
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