高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害という大脳が損傷したことにより、高次脳機能に障害をもつ患者さんを言語聴覚士が担当する場合もあります。

高次脳機能とは「言語を使うこと」「考えること」「記憶すること」「学習すること」「感情をもつこと」などのヒトのもつ特徴的な高度な能力のことをいいます。

これらに障害をもつことを「高次脳機能障害」といいます。失語症も高次脳機能障害の一種です。高次脳機能障害には、他にもいろいろ種類があります。

麻痺しているわけでもないのに手を動かすのが不自由だったり、目で見ている物が何だか理解できないことがあります。右脳に損傷があると、左側のものに注意できなくて気づかないことがあります。

記憶障害においては、新しいことを覚えることができず日常生活や仕事・勉強に差し支えます。遂行機能障害という障害は、やる気が出なくてわがままになり怠けたような態度をとったりします。

筋道の通った考え方や行動ができなくなったり、集中力に欠けたり、性格が変わってしまったりといった症状が現れます。

このような症状は、性格が問題だと人格を否定されてしまうことがありますが、決してそうではありません。

高次脳機能障害の患者は、さまざまな変わった症状が現れるため自分でも症状を自覚できず、周りの人からも理解されにくいことが多いです。

社会的にもあまり認知されておらず誤解を受けることもあります。だから高次脳機能障害の症状のある方には、言語聴覚士などのリハビリチームによる専門的な訓練を受け、周囲がしっかりと理解し支えていくことが必要なのです。

この記事へのコメント
先日はトラックバッグ、ありがとうございます。
高次脳を看護する立場に立って以来、ネットでずいぶん勉強しました。ダンナは記名障害、遅延再生だけですが、近々慈恵本院の高次脳リハビリテーション科でリハビリを始める事になりました。
高次脳と幻覚は異なりますが、幻覚は克服し、自覚も持つようになりました。これからは、本当のプロに任せながら、リハビリ会に入り、社会福祉士、精神保健福祉士も目指そうと思ってます。
Posted by 島田ハルミ at 2008年06月08日 06:41
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